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第一回 藤沢市DX人材育成研修

神奈川県藤沢市にて今年度行われる「藤沢市DX人材育成研修」の第一弾として、2021年5月21日に全体研修を行いました。
「藤沢市DX人材育成研修」は計6回行われる予定で、この全体研修が庁内でオンライン配信され、それを見て参加の意思を示した方々で今後のDX研修は進んでいきます。

藤沢市DX人材育成研修は、業務のDX化と共に、価値のある業務フローの改善案を創出し実際に実行することを目的とした研修です。

今回はシビックテックラボ以外からも有識者の方々が参加。パネルディスカッションを行うなど、とても貴重な研修内容になりました!

5/21 全体研修の内容

5/21(金)に行われた全体研修は、市の職員の方々向けに、DXの必要性とともに、DXを推進していくために職員に必要な”意識”を身に着けることを目的に開催。
参加者の皆さんがそれぞれの職場でDXのけん引役となってもらえるよう、DXを行う上での意識改革を軸に、具体的なロジックや管理職・担当者が押さえるポイントの解説等も行いました。

アジェンダ
■副市長からの挨拶
■DXに対する意識改革や、管理職・担当者が押さえるポイント等の解説

シビックテック・ラボ  市川博之
■パネルディスカッション

LINE株式会社 文月様
慶応義塾大学 教授 中澤様
神奈川県藤沢市 福田様
シビックテック・ラボ 市川博之

副市長からの挨拶

現在のコロナ渦の対応が諸外国に比べ遅れているのは、デジタル化の遅れにも要因があることや、現在国全体でもデジタル化に取り組んでおり、今後は従来の考え方とは異なった考え方で進んでいく。との内容のお言葉をいただきました。

DXに対する意識改革や、管理職・担当者が押さえるポイント等の解説

シビックテック・ラボ 代表の市川博之より、DXに対する意識改革を軸に「間違ったDX感の払拭」「世の中のDXの流れ」「そもそもDXとはなんなのか?どんな価値があるからやるものなのか?」等について解説を行いました。

例えば、ペーパーレス。これはただの「業務改善」。昭和45年に生まれた価値観です。
50年前の概念をイノベーションと呼ぶのでしょうか?
今回はこんな間違ったDX感の上書きから始まり、管理職・担当者が押さえるポイント等、具体的なノウハウについても解説を行いました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション

今回の研修では、下記の有識者にお集まりいただきパネルディスカッションを行いました。
LINE株式会社 文月様
慶応義塾大学 教授 中澤様
神奈川県藤沢市 福田様
シビックテック・ラボ 市川博之

議題としては、
・民間と自治体業務のDXの違いとなるポイント
・これから先、自治体サービスどう受けたい?
・前半の当社代表理事市川の解説で合ったノウハウを自分だったらどう活用するか?
等々。
今現在リアルタイムで活躍されている方々の意見を聞くことができる、とても有益な内容となりました。

グラレコ

今回の研修でも、グラフィックレコーディング(※以下「グラレコ」)で、話し合った内容を明確化。
参加出来なかった方への情報共有や、WS後の見返しもとてもカンタンに行えます!

DX人材育成研修 グラレコ1DX人材育成研修 グラレコ2
グラレコ by德永美紗

藤沢市DX人材育成 今後の予定

今回は、「藤沢市DX人材育成」の第一弾として、DXに対する意識改革や、有識者の方々とのパネルディスカッションを行いました。
今後の藤沢市DX人材育成では、全体研修をみて興味のある職員さんの応募を募り、チーム編成。
その組まれたチームでグループ研修を行っていきます。
研修講師陣はシビックテック・ラボだけではなく、Yumake合同会社の佐藤拓也さんやグラフィックレコーダー兼サブ講師として德永美紗さんが加わった混成チームとして、万全な体制で研修を行っていきます。

DX人材育成の先にある、DXによる価値の創出を本気で実現すべく、今後の研修に取り組んでいきたいと考えています。

 

当研修、第2回以降の報告記事はこちら(随時更新中)

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