2024（令和6）年度 自治体DX人材育成報告会を開催しました。

シビックテック・ラボとシビックテックラボのパートナーからなるギルドメンバーが行った、自治体職員向け研修である「データアカデミー」と「自治体変革PJ-DX」の
報告会、と2025年度の支援メニューの紹介も含めたイベントを2025年2月13日に浜松市にて開催しました。
2024年度にも多くの自治体で開催している両研修の講師と研修を行った自治体の職員を迎えて、DXの人材育成に必要なものは何なのか？こんなDXはうまくいかない失敗談など多くの自治体と多彩な業務改善を重ねた上でのメソトロジーを実体験を交えながら行われました

データアカデミーとは
データアカデミーは、2017-2018年度に総務省の事業で行われた地方公共団体のためのデータ利活用ガイドブックに掲載されている、アクティブラーニング型のデータ利活用研修です。
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VPMM（Vision and Policy Making Methodology）とは
シビックテック・ラボで新たにデータアカデミーを作り替えた、ビジョンの設定から住民合意形成に利用するためのデータ利活用メソドロジーです。実践として使えるものが詰まっている研修となります。
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自治体変革PJ-DXとは
自治体職員自らがDXプロジェクトリーダーとなるためのマインドチェンジを促す伴走型・実践型研修です。
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アジェンダ

・開場・案内　　　　　　　　15:15-15:30
・イントロダクション　　　　15:30-15:40
・報告会　　　　　　　　　　15:40-17:00
・DX人材育成メンター研修　浜松市
・自治体PJ-DX報告会　墨田区、真岡市
・VPMM 報告会　山口県
・データアカデミー報告会 　堺市
・パネルディスカッション
・Q&A　　　　　　　 　　　　17:00-17:30
・2025年度支援メニュー紹介　17:30-18:00
・選べる申請窓口タッチポイント
・ビジョン＆コンセプト設定　など

パネラー

佐藤　拓也（さとう　たくや）
YuMake Inc. 代表取締役 CEO
総務省地域情報化アドバイザー

市川　博之（いちかわ　ひろゆき）
一般社団法人シビックテック・ラボ　代表理事
東京造形大学　特任教授
総務省地域情報化アドバイザー

【実際の成果や声を聞くことで、データ利活用・DX人材の成長は加速する】

登壇した各自治体は、単年度の研修ではなく人材育成計画を立て、複数年にまたがって職員を育成を行っています。
人材育成計画の中では様々なスキルセットを取得できるようになる為のプログラムがありますが、弊社では
・DXを行うプロジェクトとして職員自身が進める方法を身につけられること
・DXを推進する際の核となる人材になれること
・エビデンスを基に施策を立案できること
この３点の部分を担う研修を、カウンターパートとなる自治体職員さんと一緒に行っています。

今回のイベントでは、皆さんに研修での課題と効果を中心にお話しいただきました。
特筆すべき点は、研修に参加するメンバーの選定方法ですが、やはり次にリーダーとして育ってほしい人材を
カウンターパートとなる職員さんがこまめに声かけすることが成功要因となっていると言うことでした。
また、年度を通して実践することでマインドチェンジが浸透していくことや、業務は効率化を図れても伴走型支援は
泥臭く進めていかないといけないと言う声もありました。

お話しいただいた内容はこちらのグラフィックレコーディングに記載されてます。

2025年度自治体DX支援メニュー

こういった事例や実践を踏まえて、シビックテックラボでは新たな自治体支援メニューを作成しました。

選べる申請窓口タッチポイント

窓口改革を行う自治体に向けて、庁舎内や物理的な窓口だけではく電子申請やオンライン窓口も含めて
住民とのタッチポイントの改革を図る為の支援メニューです。

ビジョン＆実現するコンセプト検討支援

「ビジョンのない改革やDXなど成功はありえない」と言うコンセプトで、現在の取り組みは何のためにやっているのか？を明確にし、
業務の目的、コンセプト、ゴールをアップデートするための支援メニューです。

自治体変革PJ-DX 実践支援版

現在の自治体変革PJ-DXは、プロジェクトのやり方を覚えると言う研修でしたが、こちらは実際に変革させたい業務を1つ選び
プロジェクトチームを組んで、住民にとって最適なサービスを自治体全体で考える実践型の支援メニューです。

お問い合わせ

各研修や支援メニューをお考えの方は、こちらのフォームからお問い合わせをお願いします。