会津若松市タウンミーティング 報告会
2019年から行っていた会津若松市のタウンミーティングが終了し
2021年7月17日、会津若松市の生涯学習センターにて会津若松市タウンミーティングの報告会を開催しました。
シビックテック・ラボからは、コメンテーターとして市川博之が、グラフィックレコーダーとして市川希美が参加しました。
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報告会 内容
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全体振り返り
・公共施設再編プラン(案)の説明
・取り組み事例の発表
トークセッション①「”地域”をRe:デザインする ~持続可能な地域づくりを目指して~
・地域の方による意見交換など
トークセッション②「”公共”をRe:デザインする ~「縮充」のまちづくりを目指して~」
・ゲストの議論分析
・ゲスト:
前橋工科大学 堤 洋樹 氏、
シビックテック・ラボ 市川 博之 氏
全体振り返り
■振り返りテーマ
1. 公共施設再編プラン
2. 地域別取り組み事例の発表
まずは公共施設再編プランについて会津若松市職員の方に一年間の活動実績から、具体的なデータ、住民の意見等について共有していただき、現状の振り返りを行いました。
その後、地域別取り組み事例の発表として、湊地区・大戸地区の代表者から活動事例の発表を行っていただきました。
トークセッション①
タイトルは、「”地域”をRe:デザインする ~持続可能な地域づくりを目指して~」
全体の振り返りで共有された実際の事例やデータをもとに、各地区の代表者でトークセッションを行いました。
住民発端の大きなプロジェクトが多数発足していることへの驚きや賞賛の声が沢山上がっており、対地域で争うような様子は一切無く、良い部分悪い部分を共有しあいながら、お互いに高めあっていこう、問題を一緒に解決していこうといった姿勢でトークセッションが繰り広げられており、とても有益な時間を作れていることが伺えました。
トークセッション②今後の方針をコメンテーターで議論
タイトルは、「”公共”をRe:デザインする ~「縮充」のまちづくりを目指して~」。
今回コメンテーターとして参加した堤 洋樹 氏、市川 博之を含めた有識者で、振り返りった内容を元に今後の取組みの進めについて議論を行いました。
より良いまちづくりに向けて住民の方々が能動的にプロジェクトを進めていたり、理想論ではなく実際に行動に移せている状況を現在作り出せていることに、賞賛の意見が集まりつつ、
まだまだ残っている問題の解決、叶えたい理想に向けた有効な手段や考え方、それを踏まえた具体案などが多数あげられており、
参加した住民の方々もメモを取ったり、「実際に解決するために有効な情報を持って帰ろう」とする姿勢を感じ取ることができました。
グラレコ展示・パブリックコメント
同会場1階にてパブリックコメントの募集と同時に、これまで全地域で行ってきたタウンミーティングの内容をグラレコで見てもらう為の展示会を行い、住民皆さんの意見を取り入れることができる環境を設置しました。
今回のグラレコ
※グラフィックレコーディングは、当社 市川希美、会津若松市 職員さんの2人体制で作成しました。
まとめ
今回の報告会でも、今後のより良いまちづくりに向けた価値のあるトークセッションや議論が繰り広げられており、とにかく会津若松市の皆さんが熱量高く、楽しみながら取り組めている様子が見てとれました。
良いマインドが築かれており、既に様々なプロジェクトが発足・実行され、理想の街づくりに向けて着実に進んでいることに喜びを感じながらも、
この調子でより良い未来をデザインできるよう、今後も全力でサポートしていこうと思います。
シビックテックラボでは、様々な地域・プロジェクトにて、戦略的に考え実成果を掴むための手助けをさせていただいております。
「地域の活性化、DX、シビックテック等を具体的にどうやって行けば良いかわからない、、」「効果を最大限に引き出すサービスを一緒に考えてほしい!」「プロジェクトの効果を更に高めたい!」
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