会津若松市タウンミーティング
福島県会津若松市主催で、将来のまちづくりや地域の活性化を見据えた、「公共施設のマネジメント」の計画の方向性を見定める為のタウンミーティングが、約1年間にわたり複数回開催されました。
タウンミーティングは、市民の方々の意見をとるべく、参加者を募りワークショップ形式で会津若松市内の各地区で開催。
市民の皆さんと協力し、将来の理想的なまちづくりに向けて様々なディスカッションを行いました。
シビックテックラボでは、
・ワークショップの設計
・ワークシートの作成、
・当日のファシリテーション
・グラフィックレコーディングでの取りまとめ
を担当。
地域の方々が主体的に話し合える環境を作り、今後の目標を明確化し、地域の活性化に向けて具体的に動き出せる。
そんなワークショップを設計・実行させていただきました。
ワークショップでは、グラフィックレコーディング(※以下「グラレコ」)で、話し合った内容を明確化。
参加出来なかった方への情報共有や、WS後の見返しもとてもカンタンに行えます!
※会場は、オフライン・オンライン同時で開催。
代表理事の市川博之、理事の市川希美はオンラインで参加
実施した内容
未来デザインワークショップ
「未来デザインワークショップ」と題して、地域活動の現状と将来像を整理するワークショップを「中央エリア」「ー箕エリア」の計2エリアで開催しました。
地域の現状を分析し、理想の将来像を参加者皆で具体的にイメージできるようにしてから、アイデアを創出する時間を取りました。
参加者を老若男女関係なく数個のグループに分け、グループワーク形式で進行していきました。
挙がった意見は順次グラレコで見える化し、代表の市川博之が会の目的に向けて舵取りをします。
自分たちの意見がグラレコで見える化され、目標に向けた有効な意見がまとまっていくので、参加者の皆様も楽しく熱意を持って取り組まれていたのが印象的です。
・未来デザインワークショップ終盤のグラレコ一例
意外と知らなかったほかの地域の取り組みを共有できたり、色々な地域の意見を取り入れた、有効なプロジェクトを見つけることができました。
また、今後の地域活性化につながる有効な意見交換を、地域間で行うことができました。
成果報告会(意見交換WS)
未来デザインワークショップの開催後に行う成果報告会。
「意見交換ワークショップ」と題し、地区ごとに開催した未来デザインワークショップで深堀し導き出したアイデアや意見を別々の地区同士で共有。会津若松市全体の活性化につなげる目的で開催します。
※昨年度開催後にシビックテックラボからワークショップの方法をレクチャーし、今年度は会津若松市主体で開催
▷意見交換WSの詳しい内容はこちら
過去(令和1年度)開催分
実は会津若松市のタウンミーティングは、令和1年度から開催しておりました。
下記は、その際のグラレコです。
・会津若松市の将来像を「良い未来」と「よくない未来」に分けて考えた際のグラレコ。
現状を分析し、地域の課題や問題を洗い出した後に、そこから見える「良い未来」と「よくない未来」を考えました。
・「良い未来」と「よくない未来」をイメージした後の、そこに向けた具体的なアイデアを考えた際のグラレコ。
未来像をみえる化した後は、その未来像に向けた具体的なアイデアを考えます。
まとめ
今回のタウンミーティングでは、
地域の方々が主体的に地域の活性化について話し合える環境を作り、今後の目標を明確化し、具体的に動き出せる環境を作ることが、大きな目的の一つでした。
当初の目的を達成出来たことはもちろん、タウンミーティングの方法をレクチャーし、現在は会津若松市単独でタウンミーティングを継続開催できるようになっています!
私たちが参加したときだけ良くなったのでは、意味がありません。理想の未来像に向けた本質的な改善を行う。
依頼の意味を理解し、理想の未来像に向けて本質的に改善・達成していく。そのための戦略を考え実行するのが、私たちの活動です。
開催した会津若松市の職員さんから、メッセージをいただきました!
その後の打ち合わせで、当日参加いただいた社協の方から、グループの方が「楽しかった!」と満足して帰って行ったと改めて報告いただきました。
有意義な意見交換の場をつくっていただき、本当にありがとうございました!
シビックテックラボでは今回のように、地域やプロジェクトを、戦略的に考え実成果を掴むための手助けをさせていただいております。
「プロジェクトの効果を更に高めたい!」「地域の活性化を具体的にどうやって行けば良いかわからない、、」「効果を最大限に引き出すサービスを一緒に考えてほしい!」
などの悩みやご希望がありましたらお気軽にご相談ください。