特別定額給付金受付確認LINE Bot作成
自治体のDXをお手伝い
秋田県湯沢市は4万4千人の自治体です。
湯沢市役所ではDXを推進していて、シビックテックラボでも職員向けの講習会を2019年に行っていました。
今回、特別定額給付金の受付業務が市役所職員さんの大きな負担になると
湯沢市の職員さんから相談を受けたことから、
市民に普及していて手軽に使えるLINEを使い、受付確認ができるようにしました。
シビックテックラボではLINE Botの開発も行っているため、スムーズな開発・プロトタイプ作成が可能でした。
LINE Botでできること
定額給付金申請書の中に入っている給付金の問合せ番号をLINEで入力すると受付状態を教えてくれるLINE Botです。
Botでは受付日、審査の進捗状況、振込予定日が確認できます。
開発について
開発についてシビックテックラボでは3日でプロトタイプを作成し
湯沢市に実際にLINEBotを使ってもらうことで使用感や掲載内容などに誤りがないかを確認しながらブラッシュアップを行い、一週間ほどで現在の形になりました。
仕組みとしては
1.湯沢市から送付される定額給付金申請書に確認番号を同封してもらいます。
2.受け取った市民は郵送やオンラインで申込を行います。
3.申込受付した市役所はスプレッドシートに1日1回送られた申請書に対して確認番号と、受付済などの進捗情報を入力します。
4.市民は自分の申請書がきちんと受付されたのか、LINEで確認番号を入力することで確認することができます。
入力するのは本人に送られた確認番号のみ、表示されるのは進捗情報のみとなっているので
個人情報は含まれていません。
必要な情報のみを表示する事で開発の速度をあげる事と、自治体の申請データとLINEでのやりとりを可能にしました。
メディア掲載
2020/5/12 秋田魁新報電子版に掲載されました。
https://www.sakigake.jp/news/article/20200225AK0020/
2020/5/13 日本経済新聞に掲載されました。
2020/5/19 NHK ニュースWebに掲載されました。
2020/5/19 AKT秋田テレビにて報道され、Yahooニュースに掲載されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200519-00000004-akt-l05