東京都デジタルシフト推進リーダー養成研修
2021年度7月から2月に渡り、東京都庁向け職員研修をシビックテック・ラボが行いました。
デジタルシフト推進リーダー養成研修とはICTを活用した施策展開を進めるため各局の事業推進の中核を担う
監督職・主任級職員を対象として、ICTを活用した課題解決能力を向上させることを目的とした研修で、
庁内から集められた各テーマをグループに分かれて検討し、研修成果を庁内へと共有する流れとなっています。
シビックテック・ラボでは自治体変革プロジェクトDXとして、研修内容の作成・当日の講師・適切な外部講師の選定・研修間の質疑応答対応、オンライン研修の運用を行いました。
全体研修
研修を行う前に、庁内全体に向けて6月にイントロダクションとなる事前講習を行いました。
2020年度もシビックテックラボで行った研修生から研修内容がどのように庁内で役に立っているかなどのコメントがあり、研修の必要性などを理解した上で受講者に研修に望んでもらいます。
グループ研修と外部講師
8時間x全6回、受講生25名が5グループに分かれ検討を行います。
受講生はグループ内でも所属がバラバラの人選となっており、研修テーマに対して専門知識がない受講生もいる中で進められ、プロジェクトとして横の繋がりを意識し成果の共有や講評を行えるようにグループ選定を行いました。
各研修回では民間企業や他自治体から外部講師2名も参加し、住民目線や民間企業の目線からの観点やアドバイスを
いただきながら、課題解決に向けた提案内容をブラッシュアップし続けていきます。
研修間の質疑応答とオンライン研修の運用
2021年度ではコロナ禍での研修開催となり、集合研修が1度も開催できない状況となりました。
その為研修時はzoomを各受講生ごとに接続し、講師からの講義→グループワークという進め方で
事前に渡されたオンラインワークシートを画面共有しながら受講する形となりました。
また、研修内で検討し切れなかったワークについては次の研修までの宿題となり、その間行き詰まった際は
講師にメールで質問をすることで研修内容を深く理解し、より定着できるよう心掛けました。
最終報告会
全6回の研修終了後には最終報告会を行い、研修で検討した内容を研修テーマを選定した各部署の部長や課長に個別講評をを、外部講師の方にも総評をいただきました。
報告会で受けた講評などを胸に、全研修の中で各自がどのようにマインドが変わっていったのか振り返り会も行い
変化を確認できたところで自治体変革プロジェクトDXが終了となりました。
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