2021/10/29-31の三日間にかけて静岡オープンデータハッカソンを開催しました。

主催：静岡県
運営：(一社)シビックテック・ラボ
協賛：アーバンデータチャレンジ2021実行委員会

このハッカソンは9月に開催した「静岡アイデアソン」として
県内５ヶ所で開催されたアイデアソンを引き継いでおり、
東部、中部、西部、賀茂、浜松それぞれで出された課題解決案がブラッシュアップされ、
実際のハッカソンで開発されるものとなっています。

アイデアソンの内容はこちら
https://civictech-lab.jp/shizuoka-od-hackathon

 

10/29　ハッカソンプレイベント

新しい開発ツールを覚えてハッカソンで試してみよう！ということで前日のプレイベントとして技術勉強会を開催しました。
・オープンデータの可視化ツールの使い方
Glideを使ったオープンデータのリスト表示
・ノーコードツールの利用方法
DialogFlowとLINEを使ったLINEBot作成
・点群データと表示方法の紹介

３つの技術を中心に、2時間程度で一通りの作り方を学習しました。

10/30　ハッカソン1日目

ハッカソン開催１日目は静岡県デジタル戦略局さんの挨拶でスタートします！

今回のハッカソンは冒険（クエスト）風ということで、会場の装飾も冒険物語っぽい世界観がちらほらと飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッカソンではいきなり開発に入るのではなく、まずはアイデアのブラッシュアップを行います。
アイデアソンの段階ではエンジニアの思考が入っておらず、実際に作れるかどうかわからないもの
作りたいものが伝わりきっていない場合がある為まずは自分がブラッシュアップしたいアイデアを選び
様々な切り口で足りない観点を付け足します。

 

 

 

 

 

 

アイデアがブラッシュアップされて、こういうものを作りたい！となったら
そこから仲間を募集していきます。

仲間の募集方法はメンバー募集方式。
ギルド掲示板に仲間募集のシートを貼り、アイデアシートを吟味したり、話しながら仲間を募ります。

チームは３チームが出来上がり、午後からはチームになって開発を進めていきます。
開発時間の使い方は各チーム自由となっているのでまずは仲間との親睦を深めに行ったり、
午後からは技術メンターが登場したのでメンターへの相談タイムなどをとったりしながら各自開発を進めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中間報告をして1日目は終了です。

会場に泊まり込みができないため、夜間のやりとりはSlackを使って行います。

10/31　ハッカソン2日目

自由にスタートした2日目の朝は、開発に必要な新しいアイテムを家から持ってきたりしてます。
ハッカソンのモットーは「Demo or Die」なので、開発時間の中で作ったものが動くかどうか、
コンセプトが伝わるかどうかなどプレゼンの練習も行います。

開発の様子

 

 

 

 

発表の様子

開発タイム終了！みなさんお疲れ様でした…とホッとしたのも束の間、すぐにプレゼンに入ります。

プレゼンの様子はこちらをご覧ください。
https://youtu.be/L5svi9ARlf0

発表順番1番目はチーム「ぺるりんピック運営実行委員会」
人と神の攻防を通じて、遊びながら防災/避難について学べる防災ゲーム。

2番目はチーム「たぬきソフト」
イベント会場へのキッチンかーの出店するときのフローを便利にするアプリです。特徴は、初めて出店する事業者も扱いやすくしたことと、人流の状況をみて出店場所を選びやすくしたことになります。

3番目はチーム「ハザードン」
自転車の「ヒヤリハット」を可視化する、みんなで作る自転車ハザードマップ。自転車のブレーキに小型センサーを取り付け、急ブレーキ箇所をマッピングする。県警の事故データと組み合わせ、街の危険な箇所を可視化。 

審査員は
一般社団法人コード・フォー・カナザワ 福島健一郎さん
NPO法人静岡情報産業協会 事務局長 桜井俊秀さん
静岡県デジタル戦略担当部長 山口武史さん
以上３名となります。

 

 

 

 

 

最優秀賞（知事賞）、オーディエンス賞：チーム「ハザードン」
優秀賞（審査員賞）：チーム「たぬきソフト」
となりました。

3日間お疲れ様でした！